FT104周波数ずれ修正
あけましておめでとうございます。
昨年の東京UHFで指摘をいただいたFT104の周波数ずれを修正しました。ネットで拾った回路図によれば、基準となる周波数である12.800MHzからPLLで送受信周波数を生成しているようです。他に発振回路はないようなので第1IFから第2IFへのヘテロダインもこの周波数を基準に行っていると推定できます。
と、ここまでは回路図を見れば分かるのですが、12.800MHzの発振回路が何処にあるのかはネットで調べてもわかりません。(知り合いのOMさんのブログに分解して調整した記事があったのですが実際にどこを触ったのかは記載がありません。(真似して壊した方がいてもフォロー出来ないですよね。)
バラした状態でシールド板の穴の奥にドライバを突っ込んで回せそうな部品が何箇所か見えますが、どれも可変抵抗のようで回路図にあるトリマコンデンサではないようです。
更に眺めまわすと写真のように電池ボックス側の蓋の裏にも回して〜と言っている部品があります。他の部分よりも厳重にシールドされた回路なのでここではないかという気がします。
写真の何もつながっていないコネクタの奥にあるネジっぽいものです。
周波数表示を1296.06MHzにして430のFM機から432.02MHzで送信するとSメータは振れますが、不安定な感じです。FT104を10kHzステップにしてダイヤルを回すと1296.70でSメータがフルスケールまで振るので、先ほどの赤いトコを回してみます。Sメータのよく振れる周波数が変わったので、ここで調整すればいいようです。受信周波数を1296.60に戻し、ネジを回して一番Sメータが振れる位置に合わせました。念のため、他の430機からも送信して同様にSメータが振れることを確認しました。
注意! FT104のAFCはOFFでやるんですよ〜。(理由が分からない方は触らない方が無難と思います。)
さー、NYPでテストしよ。*\(^o^)/*聞こえていたらよろしく~~。
<2016.01.03補足>430機はなるだけ周波数の正確そうなやつ(新しいとか、お高いTCXOが入っているやつとか)をつかいませう。
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