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2019/01/12

FT290内蔵型1200MHzトランスバータ

昨年の暮れから取り組んでいた1200MHz帯用トランスバータが一応まとまった形になりました。




回路図です。FT290本体(元々の回路)は送信のドライバと終段を撤去して出力を最小限にしています。これはトランスバータ側に送信時だけ通過させるATTを追加しないで済ませるためです。


Ft290000

FT290本体から入った信号はFCZ互換のコイルを使った2段同調回路を経てDBM(ミニサーキット社製SAM-5)で1294~1296MHzに変換された後、基板の切れ端とトリマコンデンサで作った2段BPFで不要な1004~1006MHzの信号を除去した後にRF用IC(MMG3H21NT)2段の広帯域増幅回路とRD01MUS1×2のファイナルで増幅されます。


更にリレーで送受信切換えの後に2段のチップLPF(ミニサーキット社製LFC-1200+)を通ってFT290本体のアンテナコネクタ(後)に出力されます。




受信時はLPFとリレーを通過した後RF用IC(MMG3H21NT)1段で増幅し1200MHz帯BPFとDBM,144MHz帯の2段同調回路を経てFT290本体に入力します。




局発は過去の事例では水晶発振と逓倍による回路か、または誘電体共振回路を利用した発振器をPLLで安定化させたものが一般的ではないかと思います。今回は測定に使えるものが200MHz帯域のオシロと1200MHz帯FMハンディ(FT104)だけであったため、調整が必要な回路は実現困難と考えていました。最近になってアナログデバイス社の4.4GHzまで出力可能なADF4351を評価用基板に実装したものが安く入手できることがわかり、これを利用した実験を行っているOMさんが複数いることから今回の製作で使用してみることにしました。




外観です。周波数の1MHz台の数字を変える必要が無かったので、FT290と同じです。あ、パネルのロッドアンテナはダミーです。どこにもつながっていません。



電池ボックスを撤去した跡地に片面アースのユニバーサル基板で作ったトランスバータを内蔵しました。同軸ケーブル2本と電源4本でつながっています。MMICなどの表面実装部品は基板の裏に実装しています。


基板裏面の様子です。黒い米ツブはMMICとかファイナルのRD01MUS1、チップコイルです。右下にある白いタイ米のツブがチップLPFです。これらの部品が使えるようになったお陰でいきなり1200に挑戦することが可能になりました。

で、ウチのFT290は新スプで保証認定済みなので、変更届けでいいんでしたっけ?

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